にんにくの歴史は古いです。滋養強壮のある健康食品のエースです。今では、科学的に健康効果、病気予防効果が明らかにされています。加熱すると食欲が出るいい香りがしますが、食べた後のにおいが気になります。最近は、においを抜いたタイプや、「黒にんにく」というのも出てきています。
<薬膳士監修>独自製法で40日間低温熟成させた【百才の黒にんにく】→
栄養成分や効果は変わりません。とっても手軽で便利になりました。しかし、食べすぎはNG。生なら1かけ、加熱したもので2~3かけ、毎日、少しずつ食べましょう。

ニンニクは世界トップレベルの健康食
にんにくは、がん予防に効果がある食材の頂点、トップに挙げられる野菜です。1990年、アメリカ国立がん研究所の発表した、「デザイナーフーズ・リスト」のトップにあります。

免疫力アップ、解毒パワー、がん細胞の撃退、デトックス作用、抗酸化作用、血液サラサラ効果、動脈硬化の予防、脳梗塞、心筋梗塞の予防、そして、食物繊維も豊富なんです。
加熱しても、生でも、効果は変わりません。加熱すると食欲が出るいい香りがしますが、食べた後のにおいが気になります。食後、あるいは、数時間後、りんごや牛乳を摂るとにおいは抑えられます。
この香ばしく、食欲がわくニンニクを使った料理をご紹介いたします。基本、どんな料理にも相性が良いと思います。
ニンニクの栄養丸ごと頂くレシピ

【エビのペペロンチーノパスタ】
材料
- にんにく、エビ、パセリ、オリーブオイル、塩コショウ、唐辛子
作り方とポイント
- ① パスタをゆで始めます。
- ② エビの下処理・・・皮をむき、背ワタをとる。
- (つまようじ、などの先のとがったもので、
- エビの背を突き刺して、黒い背ワタを引っこ抜きましょう。
- あるいは、背を包丁で切り開いて、引っこ抜いてもOK)
- 水洗いし、塩コショウ、片栗粉や小麦粉を軽くまぶしておく。
- (炒めたときに水分が出るのを防ぎます。)
- (エビの下処理に時間がかかるときは、①と②を入れ替えてもOK)
- ③ にんにく、1かけは、包丁などで押しつぶして、カット。
- (スライスしても、みじん切りでもOK)
- ④ フライパンに(火をつけないで)オリーブオイル、にんにくを入れ、
- ここで初めて、火をつけ加熱していき、焦がさないよう、香りを出していきます。
- ⑤ エビを入れ炒めてから、パスタを入れ、唐辛子、塩コショウ、
- 味付けが終わったら、器に盛って、パセリを散らす。
- 好みで乾燥バジルもOK。
- (市販の、パスタ用ペペロンチーノ、を使うと超簡単、時短です。)
- (パスタを炒めているとき、汁気が欲しいときは、ゆで汁を使います。)
スピード重視、手早く炒めて、出来上がりをすぐに食べましょう。とっても美味しいです。かたずけは後からでもOK。

【ミートソースパスタ】
材料
- にんにく、玉ねぎ、トマト(缶詰めOKで、ホールトマトは甘味があり、角切りトマトは酸味が強い)
- パセリ、ミンチ肉(牛、豚、鶏、大豆どれでもOK)
- (今持っている、冷蔵庫にある肉を粗みじん切りして、ミンチ肉を作っても新鮮です。)
- (日頃から野菜不足の人や、子どもたちには、にんじん、セロリ、ピーマンなどを追加してもOK)
- 小麦粉、コンソメ、塩コショウ、しょうゆ、ケチャップ、ソース(ウスターorトンカツ)
- ナツメグ(無くてもOK)粉チーズ、オリーブオイル
作り方とポイント
- ① パスタをゆで始める。
- ② にんにくをつぶして、玉ねぎとみじん切りにする。
- ③ フライパン(火はまだつけない)
- オリーブオイルを先に入れ、
- ①を入れ、火をつけ、香りが出て、こんがりきつね色になったら、
- ミンチ肉を入れ炒める。
- ④ コンソメ、塩コショウ、しょうゆ、ソース、ケチャップ、粉チーズ、ナツメグ
- (すべて少々、最後に味の調節を)(香辛料、スパイスも好みで)
- ⑤ 小麦粉を入れ炒めて、
- トマトを入れる。
- (小麦粉はとろみを出すため、分量は、今炒めているフライパンの中の具が、片手の平1杯くらいなら、ティースプーン1~2を入れましょう。)
- (出来上がりは好みですから、ぽってりとしたいなら、小麦粉を多い目、とローっとしたいなら、少な目に。)
- ⑥ 最後に味の調節をしてください。
- できたら、器に盛って、パセリ、粉チーズを散らして完成です。
- (好みですから、無くてもOK)(あっ、バジルも美味しいと思います。)
パスタのゆで時間を確認しておきましょう。ゆで上がったら、ミートソースを乗せて、すぐに食べたいですから。
ミートソースを多めに作っておいてもOK。朝食に、パンに乗せて、とろけるチーズでピザトースト。昼食に、冷凍パイシートにはさんで、トースターで焼いて、ミートパイ。夕食に、ゆでじゃが芋に混ぜて、コロッケ。サラダにかけても美味しく頂けます。
にんにく料理は健康的で食欲がでます。基本、カレーやビーフシチュー、唐揚げ、焼き飯など、いつもの料理に少し入れると、味的にもランクアップします。
自分だけの我が家の味を作ると、子どもたちも親も思い出深く、いつまでも愛される料理になること請け合いです。

【ポトフ】
材料
- にんにく、肉(牛、豚、鶏、大豆でもOK)
- じゃが芋(かぼちゃ、さつま芋、長芋、里芋、大根もOK)
- にんじん、玉ねぎ、トマト、セロリ、パセリ。
- 小松菜(ほうれん草、ピーマン、パプリカなどなんでもOK)
- とろみをつけたい時は、最後に水溶き片栗粉を入れます。
- コンソメ、塩コショウ、オリーブオイル(orサラダ油)、水。
- オールスパイス(スパイス売り場で売っている、2~300円くらい、無くてもOK)
- か、ローレル(月桂樹の葉、ベイリーフとも言います、スパイスです、無くてもOK)
作り方とポイント
- ① 野菜は好みの大きさに切って、
- ② 鍋にオリーブオイル(か、サラダ油どちらでもOK)とにんにくを入れ、
- ここで初めて火をつけ、香りが出てきて、こんがりきつね色になってきたら、
- ③ 肉を入れて炒め、
- トマトと小松菜を残して、残りの野菜をすべて炒めます。
- (具材にニンニクの香りを移すイメージで。)
- ④ 野菜が少し透明になってきたら、
- 水とコンソメ、スパイス類(無くてもOK)を入れて煮る。
- ⑤ 硬い根菜類が柔らかくなったら、
- 小松菜(青菜など)、トマトを入れて、もう少し煮る。
- 全体が柔らかくなったら、完成です。
- (とろみをつけるには、水溶き片栗粉を入れると◎、火を止めてから水溶き片栗粉を入れ、またすぐ火をつけて混ぜるとダマにならないです。)
- ⑥ パセリを散らしてもOK。
- ポトフは洋風おでん、と言われています。野菜やお肉の種類は、好みで何を入れてもOK。カレーやシチューに変更してもOKです。野菜とニンニクの栄養が汁ごと頂ける健康食です。
介護めしでは、もっと柔らかく、煮くずれるくらいで丁度いいです。野菜は一口大になるように、後からフォークなどでつぶしてあげると食べやすくなります。
残ったら、ミキサーにかけてポタージュスープにしたり、ご飯の上にかけて、とろけるチーズをのせ、レンチンすればリゾット風(洋風おかゆ)に完成します。
ゼリー寄せにして、ドレッシングをかけて食べても美味しいです。(ゼリーの素をお湯でといて、残りのポトフに入れ、冷蔵庫で冷やして固めます。)
大切な時間をつくりだす方法
- 1)余分なことをしない
- 2)それだけに集中する
- 3)人と比べない
本当にこれだけです、物事はシンプルに考える習慣をつければ、どんどん前へすすめます。悩んでいるひま無しになっていきます。食事の支度も毎回楽しんで、時間がきたらするというように決めておけば、そのうち体が自然と勝手に動いてくれます。
体調が悪い時などは休養が必要です、遠慮せずに休息しましょう。自分の体は自分が一番良く知っています。とはいえ、どうしてもやらなくてはいけないときは、便利な宅配食をおすすめします。あと、日頃からの健康維持もお忘れなく。
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