本当は生前整理はご自身で行って欲しいですね。思い出の品やお気に入りの物も、たとえ親であろうともわかりませんから。ですので、病気で入院したり、認知症かなと思ったときがSOSのサインです。「退院前にかたずけて、気持ちよく生活して欲しいから。」や、「生活が安心してできるようにしましょう。」などの声かけをしてかたずけを始めましょう。生前整理をするのは、あとあと大変楽にかたずけができますし、介護サービスを行う方も、受ける方もやりやすく、負担が軽くすみます。片付けや生前整理をなぜするか、の目標を持ちましょう。とっても大事で、これを合わせてやっておくと、後々に、とっても楽になります。
1部屋でケアー、自立ができるようにするのが目標です。
- 部屋数がある場合
- ゆくゆく、最終的には、使うのは1部屋だけになってきます。
- 要らないものは使わなくなる予定の部屋に、
- ひとまとめ(荷物置き場として)にして、
- いつでも捨てたり、かたずけたりできるようにしておくのがベスト。
- 部屋数が少なく、狭い場合
- それでも、最終的には、使うのは1部屋になります。
- 現在、使わない物はどんどん捨てていきましょう。
- 1部屋でケアー、自立ができるようにするのが目標です。

生活の重要な導線(通る道)には、障害物をおかない
訪問介護サービスや、訪問入浴サービス、訪問医療サービスを使わなくてはいけなくなったり、歩けなくなった場合には、車いすを使うようになってきます。
あるいは、救急車をよんだときは、ストレッチャー、搬送機が入ってくるので、出入りする幅や広さを確保しておきましょう。
本人が思っているよりも、身体は思い通りには動いていません。脚はすり足歩行になり、ちょっとの段差(布団やじゅうたんなども)や机の角で、ぶつかったり、引っかかって、転んでしまいます。
入浴は、段差が激しくあり、すべる危険が大です。見守るか、手すりをつけましょう。(手すりや段差解消などは住宅改修で、介護保険が適用されます。ケアマネージャーに相談しましょう。)
訪問サービスを受けている方も、手すりはつけることが大切です。介護の負担が軽くなり、本人も楽になります。排泄、とくに夜間のトイレ排泄は重要です。
- トイレから寝るところまでの導線を、障害物がないように確保してください。
- 寝る場所をトイレの近くに変える。
- 家族に声がすぐ届くところに変える。
- 姿が見えるようにしておく。
- 簡易トイレ(ポータブルトイレ)を購入する
自立がむつかしく、寝たり起きたり生活になったら、どんどん生前整理を進めましょう。

まずは、仕分けしておきましょう。
- 「よく使っている物」「使わない物」「お気に入りの物」の3個に分けます。
- 段ボール、大きなゴミビニール袋などに詰めて、それぞれに明記しておきます。
- 燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、ガラスや金属などでもOK。
- 出せるものから、家庭ごみに出せます。
- 自家用車で搬送もできます。
- 市区町村の大ごみにも出せます。
- 徹底して、使わない物は、捨ててしまいましょう。
大物(タンス、棚など)は業者に任せたほうが楽です。
タンス、棚、机、布団類、かさばるものは、業者に任せて、時間と労力の節約をしましょう。
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ちなみに、私事で恐縮ですが、我が家でも父の介護で、業者を使いました。ゴミ屋敷状態でした、分別は私が大部分しましたが、(使えるものがあれば、残したいと思い)あとは、全部お任せして、本当に助かりました。
部屋の整理は大切です。使いかっての良い、掃除しやすくしているのが衛生的で、気持ちよく、介護される側も、介護する側も、効率よく動け、安全です。負担が少しでも軽減しますように、参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます。
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