ニラは抗酸化作用のある、老化予防、骨粗しょう症予防にも効果があります。血行を良くして、疲労回復や血液中の脂肪を燃焼させ、コレステロール値を下げる作用があります。心臓疾患、血液サラサラ、発がん予防に効果があります。抗酸化作用のある緑色の葉緑素、いわゆるクロロフィルやβーカロテンが豊富な野菜です。生食もできる野菜です。サラダにも、オイル漬けにしてラーメンやスープに浮かせてもOK。
カリウムも豊富なので、生で食べると(カリウムは熱に弱い)むくみや高血圧の予防、改善に効果があります。日頃、加工食品をよく食べる方は、カリウムを意識して摂ることをおすすめします。
生活習慣病の予防のリスクを減らしましょう。
ニラは繊維が豊富で、食べたときに歯に、はさまりやすいとよく聞きます。スープや鍋料理で煮込んだり、細かくきざんだ料理を考えてみました。
ニラの栄養丸ごと頂くレシピ

【ニラぎょうざ】
手をあまり汚さず、洗い物も少なくした、ビニール袋を使っての具材作りをしていきます。
材料
- ニラ、キャベツ(白菜でもOK)、豚ミンチ、(キノコ類を加えてもOK)
- 片栗粉、料理酒、塩コショウ(ガラスープや中華だしの素でもOK)、
- しょうゆ(オイスターソースでもOK)ニンニク(無しでもOK)
- ぎょうざの皮、ごま油
作り方とポイント
- ① ニラ、キャベツはみじん切り、
- ニンニクはすりおろし(チューブのでもOK)(無くてもOK)。
- 片栗粉、塩コショウ(中華だし)、しょうゆ(オイスターソース)
- 料理酒、ごま油、(調味料は全部、少々)
- ② ①をビニール袋に入れ、よくもんで混ぜます。
- 混ざったら、ビニール袋の角を1cm幅に切り落としておく。
- ③ ぎょうざの皮を、作る枚数だけ広げておく。
- 水溶き片栗粉・・少々(皮と皮をくっつける「のり」になります)
- ④ 広げたぎょうざの皮の真ん中に、
- ②をビニールの角から、ティースプーン1杯くらいの量をしぼりだします。
- ⑤ 包んでいきます。
- 包み終わりは、皮と皮が、はがれないように、
- 水溶き片栗粉を塗って押さえておく。
- ⑥ 焼きます、(・片面焼き・両面焼き、どれでも好みで )
- 温まったフライパンにサラダ油やごま油を入れ、
- ぎょうざを次々と入れ、水をぎょうざの高さの3分の1入れます。
- ふたをして蒸し焼きにします。
- 片面焼き・・水分がなくなって、底がきつね色になったら完成です。
- (ふたを開け、時々ぎょうざの底のチェックしましょう)
- 両面焼き・・ここから、さらに裏返して、好みの焼き加減にして完成です。
- ⓻ タレ・・市販のぎょうざのタレ、
- ポン酢、
- しょうゆ+酢+からし
- 焼肉のタレ+酢
- ごまだれ
ぎょうざに時間がかかるのは、1個1個包むときだけです。具材を細かくして、調味料を入れて、ビニール袋に入れて混ぜ、ぎょうざの皮にしぼりだし、包んで、焼く。
具材の中身が出てこなければ、どんな包み方もありです。こだわらずやれば、簡単で早くできます。
ぎょうざの中身、具材は家庭によって様々です。好みで好きなものを包み焼する、楽しい料理です。食べるときも、タレをアレンジして、自分好みに、家族好みにして、ワイワイとにぎわいます。
具材さえ用意すれば、子どもたちは喜んで、ぎょうざの皮に包んでくれます。中身さえ飛び出ていなければ、自分だけのぎょうざで、大喜びです。
介護めしには、水を多い目に蒸し焼きで、柔らかくすればOK。

【チヂミ】
韓国料理ではチヂミ、西洋料理ではピザ、日本料理ではお好み焼き・・・そんな風なイメージがあります。
どれも美味しく、使う具材も様々にアレンジできます。小麦粉を使った料理は、混ぜたり、具材を乗せたりで、自分だけの、オリジナルを考えると楽しいです。
- 材料
- ニラ、にんじん、玉ねぎ、塩、小麦粉、片栗粉、キムチ、ごま油、水。
- 作り方とポイント
- ① ニラ・・1cm~2cmにカット、
- 玉ねぎ・・スライス、
- にんじん・・千切り(スライサーや千切りグッズで簡単に)
- ② 小麦粉と片栗粉を4:1くらいで、水で好みの硬さにとく。
- (片栗粉は無くてもOK、入れると、もっちり感があります。)
- ③ ①と②を合わせ、塩少々、ごま油少々、
- 好みでキムチをいれます。
- ④ 温まったフライパンにごま油(サラダ油でもOK)をひき、
- ③を入れ、両面がこんがりきつね色になったら、完成です。
- ⑤ タレ・・ポン酢、
- しょうゆ+酢
- スイートチリソース(おもに、生春巻きにつけるタレです。)
タレも好みで、アレンジして自己流を楽しんでください。
介護めしには、細かくきざんで柔らかくすればOK。水、多い目を入れてふたをして、長めに蒸し焼きにしてOKです。

【ニラ玉スープ】
汁ごと栄養を余すところなく、頂きます。
- 材料
- ニラ、玉子、中華だし(ガラスープ)、ごま油、ごま。
- 作り方とポイント
- ① ニラ・・1cm~2cmにカット、
- 水を沸かして、ニラを入れ、柔らかくなったら、スープの素を入れる。
- ② 沸騰してきたら、溶いた玉子を回しいれ、すぐに火を止めて、
- ごま油、ごまなどを散らして完成です。
- (「とろみ」をつける場合は、①水溶き片栗粉を入れて「とろみ」をつけてから、
- ②溶いた玉子を回しいれ、すぐに火を止め、ごま油、ごまなどを散らす。)
- 好みで、ワカメをいれても、カルシウム補給にも◎
介護めしには、ニラを細かくきざんで柔らかく煮込み、「とろみ」をつけて、飲み込みをよくしてあげると、嚥下障害で肺炎をおこしたりするリスクがなくなります。
まとめ
ニラは抗酸化作用のある、老化予防、骨粗しょう症予防にも効果があります。血行を良くして、疲労回復や血液中の脂肪を燃焼させ、コレステロール値を下げる作用があります。心臓疾患、血液サラサラ、発がん予防に効果があります。抗酸化作用のある緑色の葉緑素、いわゆるクロロフィルやβーカロテンが豊富な野菜です。生食もできる野菜です。サラダにも、オイル漬けにしてラーメンやスープに浮かせてもOK。
汁もの調理は、汁も一緒に摂ってニラの栄養がまるごといただけます。ニラは繊維質で、シャキシャキ美味しくいただけますが、歯のスキマに入り込んできたりします。そんな場合は短くカットして使うといいです。繊維を断ち切るようにカットすると、消化もよく栄養が摂り込みやすいです。価格も安定しており、どんな料理にも使え、とくに疲労回復におすすめです。食事の献立のお役に立てば幸いです。
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最後までお読み頂きありがとうございます。
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