介護状態になる前にやっておくこと「終活」を始めるタイミング

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「家族って、夫婦って、親子って、こんなに長く一緒に住んで生活しているのに、そういえば、知らないことだらけでした。」これは、大切な妻や夫、親が入院いたり、終末期を迎えたとき、はじめて思い当たることも多いはず。さらには、自分のことも考えて来なかったことにも気が付きます。これでは本当に行き当たりばったりになり、お金や予算のことが一番先に困ります。

目的も地図もない海外旅行をしているのと同じです。どの駅でどのバスに乗って、次はどこへ行くのか、どこで降りてどう歩いて、どこの宿で泊まるのか、お金が足りなくなったらどうしたらいいのか、と不安だらけの1人旅になってしまします。

これからの時代、介護状態になる前にやっておくことがあります。それは「終活」です。「就活」ではなく「終活」です。人生の終末期を安心して迎えるためにおこなう活動のことです。

  • 家族のため、自分のために将来に備える活動。
  • 自分の人生を考えるための活動。
  • イザというときに困らないようにする活動。
  • 家族に迷惑をかけないようにするための活動。
  • 親のことを考えるための活動。
  • 将来が見通せれば、かえって生き生きと生きられる。

親や姑が、認知症や重度介護状態になっては、考えや言葉も通じず、なにをどう聞けばいいのかさえわかりません。親や夫、妻が終末期になって、いいえ、おひとり様、独身でも同じことです。

ローンや借金が残っていたり、反対に資産をたくさん残してくれていたり、通帳の置き場所がわからない、キャッシュカードは、暗証番号は、証券番号は、その他カード類は、葬儀の値段は、入院費は・・・もう、へとへとです。

国には決まり事がたくさんあって、それに従わなくてはなりません。そのため、何十万、何百万というお金が、すぐ必要になったり、税金や借金を納めたり、予想もつかない、知らなかったことが山積みです。仕事はできない、費用はかさむ・・・全部自分でやれば、本当にヘトヘトになります。後に残されたものが困らないよう、今から「終活」を始めましょう。

主に、こんなことを調べました。

  • 終活を始めるタイミングや手順
  • エンディングノートとは?
  • エンディングノートのメリットや書き方
  • 独身や「おひとり様」「お二人様」の終活
  • 高齢で障害がある場合はどんなことが考えられる?
  • 自分に何かあった時、自分の財産がどうなるか?
  • 「おひとり様」が亡くなった場合、発生してくること
  • 1人暮らしの場合、万が一の時のために備えておくことは?
  • 「終活ガイド上級講座」というものがあります
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「終活」を始めるタイミング

「終活」は最期を自分で納得して、自分にけじめをつける「スキル」技術です。

  • 子育てがひと段落する50代
  • 定年を迎える60代
  • 70歳になるときに
  • 配偶者や近親者の死をきっかけに
  • 戸建て住宅を購入したとき
  • 思い立ったとき

齢は関係なく、始めてからも定期的に見直していきましょう。

終活にやること、手順

  • 1、エンディングノートの作成
  • 2、葬儀について準備
  • 3、お墓について準備
  • 4、遺言書、相続について準備
  • 5、生前整理(断捨離とも言えます。)

エンディングノートとは

海外旅行をするとき、ガイドブックを持っていくように、家族が初めてでも困らないようにするために、必要な情報を分かりやすく記録しておくノートのことです。書き方は自由です。遺言書と違い、法的効力は無く、費用もノートとペン代くらいです。

エンディングノートの作成で最低限これだけはやること

  • 1、残された家族や大切な人たちへ、自分の希望や所有しているものを伝え、負担を減らす努力をする。
  • 2、過去、現在、未来の自分はどうありたいか考える。

エンディングノートを仕上げるコツ

  • 1、どんなノートでもよい。
  • 2、もしものとき、エンディングノートを手に取って欲しい人を明確にしておく。
  • 3、自分にとって書きやすい、書いておきたいことから始める。
  • 4、一気に書かなくても、休憩を入れながら、時間をかけて仕上げる。
  • 5、仕上げても、定期的に見直す。

エンディングノートはなぜ書くのか、どんなメリット、デメリットがあるのか?

メリット

  • 家族に思いを託す。
  • これまでの人生を振り返る
  • 人生の最後の希望を伝える
  • 終末期に必要な費用の目安がわかる。
  • 費用をひかえたり、自分でできることが見えてくる
  • 生前整理では、不用品が何なのかが見えてくる、準備ができる
  • 「断捨離」が迷わずできる
  • 不安が無くなり、前向きに残りの人生を安心して生きることが出来る

デメリット

  • 終活を行うことで、気分が沈みがちになってしまった
  • 詐欺や悪徳商法に騙されてしまった
  • 家族との意見のすれ違いが起きてしまった

エンディングノートの書き方の具体例

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基本情報

  • 名前
  • 生年月日
  • 血液型
  • 住所
  • 連絡先・・・親族、友人
  • 家族構成
  • 家系図

自分史

  • 家族の思い出
  • 学歴
  • 職歴
  • 幼児期~今までの思い出

財産(暗証番号、置き場所)

  • 預貯金・・・通帳、キャッシュカード、
  • 有価証券
  • 不動産
  • 各種カード類
  • 借入金、ローン

保険(証書、番号、置き場所)

  • 生命保険
  • 損害保険
  • 契約内容、受取人の確認

年金(証書、番号、置き場所)

  • 公的年金
  • 企業年金
  • 個人年金

介護

  • 在宅介護
  • 施設入所

終末医療

  • 延命治療
  • 尊厳死
  • 臓器提供
  • 献体

葬儀

  • 葬儀の内容
  • 葬儀の費用
  • 宗教、宗派
  • 戒名、法名

自分らしく、正直に、できるところから取り掛かりましょう。残されたものが困らないように、負担を無くしていくようにするのが目的です。

『終活』を始めるのに、年齢は関係ありません。逆に、心身ともに元気なうちから始めることで、得られるメリットは大きいのではないでしょうか?自分の死を考えることは、未来がどうありたいかを考え、今を輝かせたいと思い行動するためのキッカケにもなります。

「生前整理」を心身ともに元気なうちから始めることで、自分にとって何が必要なのか知ることも出来ますし、整理整頓された部屋で過ごす快適さも手に入れる事ができます。

現代は「断捨離」とも言います。「終活」でのメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、この先の人生が、より充実したものとなることと信じています。

1人暮らし、身内、親戚ゼロ、あるいは離婚、他界、子どもがいない、などそんな場合でも書く意味があるのでしょうか?また、書いておいてどうなるのでしょうか?

独身などの「おひとり様」「お二人様」の終活

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最低限これだけはやりましょう。

  • 身の回りの整理(生前整理)
  • 遺言書を作成する
  • エンディングノートの作成

1人暮らしであろうと、なかろうと、身の回りの整理は生きていく上で大切なことです。ゴミ屋敷は周りの環境も破壊します。不要なものを減らしたり身の回りの整理を行うことで、ご自身も住みやすく平穏に快適な環境になるでしょう。老後を前向きに生きることへも繋がります。

自分に何かあった時、自分の財産がどうなるか考えたことはありますか?

答えは、おひとりさまの場合、一定期間内に相続人が現れなければ、遺産は国庫へ入ります

それでも構わないという場合を除いて、「この人に相続させたい」という人がいるのであれば、法的効力のある「遺言書」の作成は必要不可欠となります。

1人暮らしの場合、認知症になってしまったり、病気で入院となった場合に頼れる人がいないと不安になってしまいます。代理や支援をしてくれる人が必要になります。

  • 任意後見契約(後見人を選ぶ)
  • 死後事務委任契約(死後の事務手続き)

高齢や認知症などで判断能力が衰えてしまうことがあります。

これは、高齢(65歳~以後)になる前に考えておくと、体調が悪くなったり病気になったりしたときに、いち早く福祉サービスが受けられたりします。高齢の自立生活、お金の管理など重要なことが含まれます。

任意後見契約とは、将来に不安を感じる方が将来を見越して後見人となる人を、事前に契約し決めておく制度のことを言います。

判断能力が衰えてしまってから後見人をしてくれる人を選ぼうと思うと、家庭裁判所に後見開始および、後見人選任の申し立てを行わなければいけません。

任意後見契約は、本人が死亡した時点で契約が終了となってしまいます。なので、死後の事務手続きなどを検討している場合は「死後事務委任契約」を検討すると良いでしょう。

「おひとり様」が亡くなった場合、発生してくること

  • 葬儀や埋葬
  • 遺品整理
  • 入院していた場合は、お支払い手続き
  • 自宅で最期を迎えた場合は、家賃やガス・電気代などの支払い
  • その他、事務手続き全般

これらは、離婚した家族や、遠い親戚、身内などに影響してきます。大変、負担が大きく、混乱を招いてしまいます。

あるいは、まったく誰もいない場合、これらを誰かに依頼する必要があります。これらの手続きを第三者にお願いできるのが「死後事務委任契約」です。齢は関係ありません。今現在からも生活しているのです。

さらに、1人暮らしの方が、万が一の時のために備えておくことをお伝えします。

常に緊急連絡先を伝えておく人

  • 友人
  • 管理人さん
  • 頼れる知人

突然の発作、脳梗塞など、自分で救急車を呼べない、喋れない緊急事態も考えられます。自治体によっては、緊急ブザーを無料で貸し出ししているところもあります。自治体にそういったサービスがない場合は、有料になりますがALSOKなどの企業が提供しているものもあります。

孤独死を避けるため、(家族と離れて暮らしている場合は、)GPS(位置情報)が確認できる携帯電話を持つこともオススメです。

定期的に人が訪れる宅配食材などの「宅配サービス」を利用するのも良いかと思います。高齢化に伴い、宅配サービスの種類も様々で、「定期巡回サービス」や「随時訪問サービス」など、臨機応変に対応できる訪問サービスもあります。

定期的に人がやってくる環境を作ることが、大切です。ライフスタイルが多様化している時代、おひとりさまも増えています。暮らし方も様々ですが、孤独死や万が一の時のためのリスクに備えることが大切です。

高齢になって障害を持っていた場合など、救急で入院して、退院して帰ると住居がなくなっていた、入院費が払えない、アパートの水道や電気、ガスが止められていたなど、悲惨です。

日頃から連絡がとれるような関係や、行動をしておきましょう。こういった人生にわたること全般の、大切な専門性のあることに、理解を深め、知り、行動でき、自分も家族も将来困らないようにするために、必要な情報を具体的に、分かりやすく届けてくれるガイドがあります。

「終活ガイド講座」です。初級、中級、上級とあり、学ぶだけでなく、検定もあり実際に使える「資格」です。

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「終活ガイド上級講座」というものがあります

「就活ガイド上級者講座」でできること

  • 終活を学ぶことで自分と家族の人生を守り、
  • 高齢化が進む地域社会に必要とされる人になれます。
  • 「終活」に必要なことすべてが学べます。
  • 専門的にも、具体的にも、制度の更新の手順や方法、
  • 必要な費用なども知ることができます。
  • 生涯学習なので終活の最新情報を常に学ぶことができます。
  • セカンドキャリアとして終活にかかわる仕事ができます。
  • 終活のセミナー講師として活動できます。
  • 地域の高齢者のお困りごとを解決できます。
  • お仕事の業務拡大や新規事業に終活を活用することができます。

親の介護や相続、葬儀でお困りの方、おひとり様や夫婦だけのお二人様の老後の不安を取り除くために、専門職だが、終活に関することの相談をよく受けて困っている方、「終活」に関すること全般の知識を得ることができます。さらに、定年後もセカンドキャリアとして生かしていけます。(アドバイザー、カウンセラー、ライフケアプランナーなど)

なにより、脳の活性化に学習は大変良いことです。おすすめです。

残された者に迷惑をかけないように、そして何より、自分らしく最後までいきることが出来るように、「終活」がお役に立てば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます。

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